生國魂神社(いくくにたまじんじゃ)
生國魂神社(いくくにたまじんじゃ)
表門 鳥居
大阪府大阪市天王寺区
旧社格は官幣大社。難波大社(なにわのおおやしろ)ともいう。地元では「いくたまさん(生玉さん)」と呼ばれる。
谷崎潤一郎の『春琴抄』の冒頭部分。
「知っての通り下寺町の東側のうしろには生国魂神社のある高台が聳えているので今いう急な坂路は寺の境内からその高台へつづく斜面なのであるが、そこは大阪にはちょっと珍しい樹木の繁った場所であって琴女の墓はその斜面の中腹を平らにしたささやかな空地に建っていた。」

御本社 拝殿 干支の絵馬
拝殿 内部 手水舎
井原西鶴像
江戸時代の浮世草子・人形浄瑠璃作者、俳人
皇大神宮
伊勢神宮(内宮)の天照皇大御神の分霊を祀る
浄瑠璃神社
近松門左衛門をはじめ文楽関係物故者を祀る。文楽関係のみならず、日本舞踊、琴などのお稽古事上達の神様として信仰を集める
家造祖神社(やづくりみおや)
家造りの祖神をお祀りする。土木建築業界をはじめ各家庭の普請造作の神様として信仰を集める
鞴(ふいご)神社
鞴とは火熾しの道具のこと。金物業界の守護神、各家庭のかまどの神様として信仰を集める
城方(きたむき)八幡宮
大阪城鬼門の守護神として祀られていたことから城方向(北向:きたむき)と称する。勝運、方除けの神様として信仰を集める。
精鎮社
弁財天社(明治初年から精鎮社と改称)で、漁師や釣り人、鮮魚を扱う商人から崇敬を集める。
住吉神社
天満宮 米沢彦八記念碑
上方落語の祖。
ロウバイ 鴫野(しぎの)神社
淀君ゆかりの神社。女性の守護神として心願成就、縁結びから悪縁切りまで。毎月巳の日を縁日としておまいりすることから俗に「巳(みい)さん」とも呼ばれる。
源九郎稲荷神社
奈良県吉野郡の源九郎稲荷神社の分祀。道頓堀中座に祀られてた八兵衛大明神が合祀され、歌舞伎役者や松竹新喜劇の人たちから崇められる。
稲荷神社
祐徳稲荷神社(佐賀県鹿島市。日本三大稲荷の一社)の分霊で鍋島藩とその蔵屋敷出入りの商家が篤く崇敬した
北門
天王寺七坂のひとつ真言坂からの入り口
朱印

   
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