紀伊風土記の丘
和歌山県和歌山市にある国指定の特別史跡である「岩橋千塚古墳群」(いわせせんづかこふんぐん)の保全・研究・公開を主たる目的として1971年8月に開館した考古学・民俗学系の登録博物館施設である。
以前にも往訪したことがあるが、今回久々に訪れた。
阪和自動車道の和歌山ICから直ぐの丘陵地(標高150m)にあり、総面積は65ヘクタール。
広大な敷地全体が博物館施設となっている。

全体は下記の通りですが、今回太字部分だけ往訪した。

「国の特別史跡に指定されている約400基の古墳群、復元した竪穴式住居、移築した江戸時代の古民家集落(国の重要文化財2棟を含む)、資料館および万葉植物園などで構成される。」

写真は、旧小早川家住宅(農家)江戸時代後期の建物。
和歌山県日高郡の山間部の農家を移築したもの。紅葉が趣を出していい雰囲気です。

SPOT
駐車場近くの立派な碑です。 駐車場からは並木道がずっと続きます
資料館
外観は弥生時代の高床倉庫を模した造りになっており外壁には古墳石室材に使用される「青石」が張られている。郷土の偉人、松下幸之助氏の寄贈。
古墳の石室

資料館に移築したもの。
復元 竪穴住居
およそ1500年前。この近くで発見されたものを復元したもの。内部も見れます。
旧谷村家住宅(農家) 江戸後期
和歌山県有田郡の山間部から移築。
旧谷村家住宅の内部
珍しいというよりも、懐かしいという人の方が多いかも。どこにでもあった風景です。
旧 柳川家住宅・同前蔵(商家) 重要文化財
海南市黒江から移設。
漆製品の製造販売。
暖簾に屋号が入っている
室内
鬼瓦の「水」は火事にならないお守り 旧 谷山家住宅(漁家) 重要文化財
海南市下津の漁業と海運の家を移設
室内 万葉植物園
万葉集に出てくる花木が植えられているのですが
今、元気なのは、紅葉だけです ここも紅葉
展望台からの風景
阪和自動車道が見えます
これは、見事。
額縁の絵のような
前の池です。
紅葉が池に映え、鳥が飛んでる。いいですね。


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